洗髪とは頭皮を洗うこと

幼少期のお話ですが、、父親から「もっとゴシゴシ洗え」とうるさく言われたのを覚えています。お風呂での出来事ですが、髪をゴシゴシ洗うのが常識だった気がします。

当時はそれが常識でしたが、時代の流れとともにそういった事も変化しています。髪の毛をゴシゴシ洗うというのも、今の時代には合わないようですね。

髪の洗い方については、美容室でのシャンプーをイメージするのが良いかと思います。これには理由があって、美容師は美容学校でシャンプー技術の講義を受けているからです。

上手い下手はあるかと思いますが、シャンプーのやり方がどこの美容室でも同じなのはこれです。実は、授業で習うレベルでマニュアル化されているんですよね。

シャンプーの基本工程はたったの3つしかなく、その所々で注意するべき点が多いだけです。そんなに難しいことではありませんので、今日からでもチャレンジしてみましょう。

ちなみにですが、シャンプーの目的ってご存知ですか?私は「髪の毛を洗う」ことだと思っていましたが、頭皮を洗うのが目的なんだそうですよ。

それがわかると、髪の根元を洗うというのも理解ができます。美容室のシャンプーも根元をワシャワシャしてくれますよね。

シャンプーのやり方

  1. 髪と頭皮を優しく丁寧に予洗いする
  2. 髪がもつれているようであれば、先にブラッシングしてほどいておきましょう。
    きちんと予洗いすることで、頭部の汚れはほどんど落ちるようです。
    ゴシゴシすると髪や頭皮を傷めるので、指の腹で優しく洗うようにしましょう。
  3. 泡立ったシャンプーで頭皮を優しく洗う
  4. シャンプーを先に泡立てるという意見と、手のひらと髪の毛を使って泡立てるという意見があります。どちらの方法にしても、シャンプー液がそのまま頭皮につかないように、泡を作ってから洗うことが重要です。
    予洗いと同様にゴシゴシ洗いは禁止で、下から上に(首側から頭の先に向けて)指の腹で優しく洗うようにしましょう。
  5. 時間をかけてシャンプーをしっかり洗い流す
  6. 何よりもシャンプーが残らないようにすることが最重要となりますので、耳周りや生え際に至るまで、頭全体をしっかりと洗い流すことを心掛けてください。
    もはや理解していただけてると思いますが、この時もゴシゴシ洗いは禁止です。

言われるまでもないと思いますが、シャンプーの工程は3ステップで完了です。作業工程は少ないのですが、細かい点には注意しなければなりません。

シャンプーを意識することは、頭皮を健やかに保つのに役立ちます。抜け毛が気になる人はもちろん、髪の毛が痛み始めた人もしっかりとケアしていきましょう。