スペック(性能)の目安
リモートワークの推進やネット副業に挑戦する人が増え、ノートパソコンの需要は以前よりも増加傾向にあります。
新品は高くて買えないという人は、中古ノートパソコンの購入を考えていると思います。ですが、パソコンに詳しくないため、どれが良いのかわからないと悩んでいるはずです。
そこで、仕事で使える中古ノートパソコンについてどの程度のスペックが必要かを解説していきたいと思います。先ずは、せっかちさんのために、私が考えた推奨スペックをご用意致しました。
OS | Windows 10(PRO) |
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CPU | Core i5/i7 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | SSD 512GB以上 |
Wi-Fi | 内蔵推奨 |
テンキー | 搭載推奨 |
WEBカメラ | 搭載推奨 |
上記スペックを満たすノートパソコンを探すと、5万円くらいで購入することが可能です。新品だと10万円を超えるレベルですが、中古になると半額以下になります。
ここで1つアドバイスです!パソコンのことが全くわからない人は、とにかく『SSD』にだけ注意してください。本当にこれが一番重要で、HDDではなくSSDのノートパソコンを選びましょう。
もしHDDのノートパソコンにしてしまうと、将来的には起動だけで5分もかかるストレスパソコンになってしまいます。信じられないかもしれませんが、それほどSSDであることが重要なのです。
スペック表記について
冒頭から推奨スペックのお話をしましたが、そもそもOSとかCPUって何?という人もいらっしゃると思います。詳しい説明をすると混乱するので、簡単に説明致します。
- OS
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- 光学ドライブ
- ディスプレイ
- (外部)インターフェイス
- LAN
- バッテリー
- カメラ
覚える必要はありませんが、「Operating System)」の略です。
パソコンでは色々なソフトを使うことになりますが、例えばワードやエクセルなどもそうです。これらのソフトを動かすためには、さらに基本となるソフトが必要になります。
この基本となるソフトがOSで、現在はwindows10が主流となっています。よくわからない人は、windows10やwindows11を選んでください。
覚える必要はありませんが、「Central Processing Unit」の略です。日本語では「中央演算処理装置」と言います。
CPUの説明で頻繁に用いられるのが、「人間の頭脳」という例えです。まさしくその通りで、CPU値が高いほど賢い人というイメージです。
Core i3、Core i5、Core i7などが有名ですが、Celeron、Pentium、Ryzenなどもあります。当サイトでは、『Core i5』 もしくは 『Core i7』を推奨しています。
専門用語では主記憶装置といいますが、パソコンで処理するデータを一時的に保管しておくための場所と覚えておいてください。
メモリの多くは4GB、8GB、16GBとなっていますが、仕事用では余裕をもって8GBがオススメかと思います。
専門用語では補助記憶装置といいますが、商品説明欄にはハードディスクと書いてあったりもします。パソコン内にあるソフトやデータを保管する重要なパーツになります。
何度も言いますが、ハードディスクドライブ(HDD)ではなく、『SSD』と記載されているノートパソコンを選んでください。
光学ドライブを簡単に説明しますと、CD、DVD、ブルーレイを再生する機器です。性能によって、再生(読み込み)以外にも記録(書き込み)も可能となります。
仕事用となれば、CDとDVDの両方で読み込みと書き込みができるのが望ましいです。あくまでも望ましいというだけなので、とことんこだわる必要は無いかと思います。
ディスプレイとは画面のことで、ノートパソコンでは6インチ~17.3インチまであります。インチとは画面の対角線の長さを表し、1インチは2.54cmです。
仕事用はテンキー搭載をオススメしていますので、ディスプレイサイズは15.6インチ(15.6型と表記される場合もあり)以上になるかと思います。
ノートパソコンと外部機器を接続するコネクタ部分のことを指します。一般的にはノートパソコンの側面にあり、USBポート、映像出力端子、イヤホン・マイク端子などがそれに該当します。
インターネットに必要不可欠なのがLAN(ラン)で、よっぽどのことがない限り有線LAN接続することができます。(LANケーブルでノートパソコンと繋ぐという意味です)
仕事用では無線LANがオススメなので、無線LAN内蔵もしくはWi-Fi接続可能なノートパソコンを選びましょう。
ノートパソコンは持ち運びを目的としていますので、本体裏面にバッテリーを内蔵しています。取り外しが可能なため、簡単に交換することができます。
豆知識ですが、バッテリーを外しても、電源ケーブルがあれば電源をオンすることは可能です。バッテリーが壊れてしまったら、バッテリーを取り外してお試しください。
リモートワークなどで、カメラ機能を使うことが多くなりました。ノートパソコンにはカメラが標準装備されている機種が多数あります。可能な限り、カメラ内蔵のノートパソコンを選びましょう。