車のバッテリーが上がってしまっても、ジャンプスターターがあれば即対処できます。
車だけでなくバイク、トラクター、リフト、芝刈り機などでも同様にエンジンを再起動することが可能です。
今日はジャンプスターターについて詳しく説明したいと思います。
バッテリー上がりも即解決
ジャンプスターターを知らない人のために、簡単に説明だけしておきます。
ジャンプスターターとは、車やバイクのバッテリーが上がってしまったときにエンジンをかけるための機器です。
バッテリー上がりといえばロードサービスを呼ぶのが一般的ですが、ジャンプスターターを使えば一人で直ぐに対処することができます。
ジャンプスターター | ロードサービス |
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3~5分 | 20~60分 |
比較してもわかる通り、バッテリー上がりになったときの対処時間が全く違います。
車のエンジンをかけるのでとても大きい機械と思われるかもしれませんが、最小サイズになるとコミック本くらいのサイズになります。
最近のジャンプスターターはスマホの充電器としても使えるので、モバイルバッテリーのような持ち運べるくらいのコンパクトサイズになっています。
こちらはBESTEKのジャンプスターターですが、非常にコンパクトサイズなのでオススメです。
価格:4,520円 |
ジャンプスターターの選び方
各メーカーから容量や機能が違うジャンプスターターが販売されているため、ネットで探してもどれにして良いのか悩むと思います。
そこで、ジャンプスターターの正しい選び方についてお教えします。
そもそもジャンプスターターの仕組みで言えば、粗悪品や不良品でない限りほぼ確実にエンジンをかけることができます。
電圧と排気量だけ気をつけておけば、どのメーカーのジャンプスターターを購入しても問題ありません。
そもそもバッテリー上がりの車のエンジンをかけるのは単純な構造なので、ジャンプスターターのシステムはどのメーカーもほぼ変わりません。
メーカー毎に違うところは、ライト、BOOST、USB出力数、DC出力の有無、充電方法などのオプション的なものです。
これらを踏まえて、ジャンプスターターを選ぶ基準について説明します。
車のバッテリー電圧
ジャンプスターターには12V専用、24V専用、12V・24V兼用の3つのタイプがあります
これらは車などのバッテリー電圧のことで、普通乗用車は12V、トラックなどは24Vというのが一般的です。
所有している車が12Vバッテリーなのか24Vバッテリーなのかを把握して、ジャンプスターターがどの電圧に対応しているのかを確認してください。
排気量の確認
ジャンプスターターを使ってエンジンをかけるにはピーク電流というのが大事で、ピーク電流が足りないとエンジンをかけることができません。(ハイブリッド車は除く)
ピーク電流というのは車の排気量によって大凡決まっているので、ジャンプスターターの説明文には「12Vガソリン車4000cc、ディーゼル車2500ccまで対応」といった表記があります。
最近のジャンプスターターはかなり進化しているので、コンパクトサイズでも3500ccクラスは余裕でエンジンをかけることができます。
商品ページの説明書きを読んで、どのくらいの排気量までエンジンをかけることができるのかを確認してください。
LEDライト搭載は必須
ジャンプスターターにはLEDライトが搭載されていることが多いですが、中にはLEDライトが搭載されていないものもあります。
夜間でジャンプスターターを使うには間違いなく必要なので、必ずLEDライトが搭載されているものを選んでください。
容量は10000mAhがおすすめ
ジャンプスターターには容量があり、「mAh」という単位で表記されていると思います。
小さいものになると7000mAhくらいですが、24V車対応で25000mAhのような大容量まであります。
普通乗用車くらいならば、持ち運びしやすい10000mAhくらいがオススメです。
10000mAhの容量があれば、スマホを1回フル充電してもジャンプスタートを1,2回は可能です。
「スマホの充電に使い過ぎて、いざという時にジャンプスタートできない」という事態にならないように、このくらいの容量は必要だと思います。
値段が品質
Amazonなどで見比べてみるとわかりますが、似たような商品が違うメーカーから販売されていたりします。
むしろ、同じ外観で同じ仕様なのにメーカーロゴだけが違うというジャンプスターターも多々あります。
俗に言うOEM製品なんですが、つまりどこのメーカーのジャンプスターターも基本は同じなんです。
それでも値段がピンキリなのは、回路チップ、バッテリーパック、ケーブル、パッケージなどの原価に左右されるからです。
当然ながら、製品の品質が値段に表れていると言ってよいでしょう。
バッテリー製品は爆発の危険もあるので、あまりにも安いジャンプスターターは気をつけた方がよいでしょう。