役職が上がっても給料はほとんど増えないのに、なぜか生命保険からの営業だけは増えていくんですよね。

同じ営業マンとしてわからなくもないですが、この年齢になると付き合いの保険加入がストレスでしかありません。

スマホの乗り換えみたいに、簡単だったらいいのにとか思ってしまいます(笑)

積立と掛け捨て

保険の見積もりをしてもらう際に、現在加入している保険内容を教えてくださいと求められます。

保険会社の叩き合いトークなのかもしれませんが、営業マンから「へぇ~掛け捨てですか」と何となく馬鹿にされたことがありました。

「うちは積立ですよ」とアピールしたかったのかもしれませんが、さすがに気分が悪くなったので怒鳴り散らかして追い返してやりました。

その時は本当に知らなかったので、今考えると恥ずかしい話なんですけどね(笑)

生命保険には「掛け捨て」と「積み立て」があって、ニュアンスでわかると思いますが積み立ては貯蓄することができます。

掛け捨てであっても積み立てであっても医療保障はあるので、普通に考えても貯蓄が付加されている積み立てがベストに思えてきます。

それでもわざわざ掛け捨てが存在するのは、毎月の保険料が全く違うからです。

単純な話ですが貯蓄分は保険料に上乗せされるので、積み立ての保険は毎月の支払いが高くなります。

逆に言うと掛け捨ては毎月の保険料が安くなりますが、支払った分に関しての戻りは何もありません。

どちらにしても、一長一短と言ったところはあります。

保険料の目安は?

前項で営業マンを追い返した話をしましたが、その時の家族生活を考えれば掛け捨てがベストだったと思います。

私と妻と子供2人の四人家族だったのに、私と妻の年収を合わせてもたったの250万円でした。

手取りにすれば17万円くらいですが、実質生活で保険料に払えるのは頑張っても1万5千円くらいなものです。

そもそも私の給料が少ないという状況で、これが妥当かどうかなんて考えてもみませんでした。

そこで保険料の目安を調べてみると、価格コムに「世帯月収の約3~6%」という記事がありました。

手取り換算すると約10%という数字になるので、振り込まれた給料の1/10を目安にすると良いでしょう。

正直思うのですが、妥当な数字ではなくてこれ以上はキツイという現実的な数字ではないでしょうか。

給料が少ない私が言うのもなんですが、低賃金労働者は星の数ほどいると思います。

手取りの10%という金額の中で、どれだけ保障が優遇されているかが保険会社を選ぶポイントです。

生命保険には多くの種類があって内容や仕組みそのものが面倒ですが、1つでも多くの保障をを受けれるように慎重に選んでいきましょう。