あくまでも親のエゴでしかありませんが、我が子には「公務員になってほしい」という思いがあります。
そんな思いはありますが、小学生の我が子に対して「勉強しなさい」と言ったことは一度もありません。
それでもいつかは相談にのるかもしれないので、念のために公務員になる方法を調べておきました。
なぜ公務員?
どなたが閲覧するのかわからないので、念のため「我が子を公務員にしたい理由」について説明します。
親が子供に公務員を望む理由は一つ、「安定した給料」です。
親がサラリーマンだと、子供に公務員になってほしいという願望が強い傾向にあります。
サラリーマンも毎月きちんと給料を貰っているはずですが、どうして子供を公務員にしたがるのか不思議に思いませんか?
実はそこが一番の理由なんですが、サラリーマンの毎月の給料は確実・確定ではありません。
もしかすると、来月の給料が貰えない(支払われない)可能性だってあります。
あくまでも会社があるから給料が貰えるのであって、会社が無くなったら給料は貰えないんですよね。
会社が無くなることを「倒産」と言います。
2017年の上半期(1月~6月)には、全国で4247件の企業が倒産しているというデータが公表されています。
けっして人数ではなく、たったの半年でこんなにも会社が潰れているのです。
あまり言いたくもないですが、もしかすると明日には働いている会社が倒産しているかもしれません。
もしかすると、あなたが働いている会社かもしれませんし、あなたのお父さんやお母さんが働いている会社かもしれません…
これに対して、公務員が給料を貰えない可能性があるとすれば「国が破綻」するとかですかね?
まぁ間違いなくそんなことにはならないので、公務員はその職にいる限り確実に給料が貰えるというわけです。
公務員とサラリーマンを比べると、残業、休み、手当てなどの面でも色々と優遇されています。
公務員は確実に毎月の給料を貰えて、サラリーマンより優遇された待遇を受けることができます。
親が子供に対して「公務員になって欲しい」と願うのは、我が子に苦労して欲しくないという表れだと思います。
公務員になるには?
前項で我が子を公務員にしたい理由について熱く語りましたが、実際はどうやって公務員になるのかはあまり知りませんでした。
娘が高校で公務員講座というのを受けていることもあるので、私もそれなりにネットで調べたことをまとめてみようと思います。
まずは、公務員には国家公務員と地方公務員があります。
読んで字のごとくですが、国家公務員は国家機関に勤務し、地方公務員は市役所などの地方自治体に勤務します。
公務員になるには、国家公務員試験もしくは地方公務員試験を合格しなければなりません。
この公務員試験ですが、資格試験ではなく「入社試験」だということを知りました。
私も勘違いしたまま生きてきましたが、国家公務員や地方公務員は「資格」ではありません。
ネットにいくつか質問がありましたが、国家公務員を国家資格だと思っている人(私を含めて)がいるようです。
なのでこんな言い方もあれですが、高卒でも(ほぼ地方公務員だと思いますが)公務員になれます。
公務員試験
国家公務員試験には、総合職試験、一般職試験、 専門職試験、経験者採用試験というのがあります。
そして各試験には、院卒、大卒、高卒、社会人といった区分などもあるようです。
地方公務員試験については、一般的に上級(大学卒程度)・中級(短大卒程度)・初級(高校卒程度)に区分されています。
これがちょっと複雑で、市役所上級・中級・下級試験は市の人口によって区分されたり、地域によってはⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類といった区分をする場合もあります。
国家公務員試験も地方公務員試験も、どの職業を選択するかによって試験が違ってくるというのは覚えておいてください。
つまり結局のところ、どの公務員になりたいかを決めてからじゃないと、どの公務員試験を受けるかはわからないということになります。