以前USB-PDについて記事にしていますが、関連したニュースで『USB-IF認証』というのをみかけました。

もちろん『USB-IF認証』について調べたことを記事にしますが、これを知っているだけで得をするかもしれません。

USB-PD対応製品をお持ちの人は、特に読んでいただきたい。

USB-IF認証とは?

いきなりですが、MFi認証というのをご存知でしょうか?

iPhoneを充電するにはLightning(ライトニング)ケーブルを使うのですが、純正品ではない類似製品に「MFi認証」という表記があります。

「Made For iPhone/iPad/iPod」の略で、Apple製品の性能基準を満たしているという証になります。

つまり、MFi認証を受けることによって、純正品と同レベルの製品とみなされるわけです。

Apple製品に関してはMFi認証というのがあり、USB-PDにはUSB-IF認証があるというのが今回のお話しです。

先ずは『USB-PD』について簡単に説明しておきますが、最大100Wの給電が可能なUSB規格です。

わかりやすくイメージするなら、スマホの充電がめちゃくちゃ早くなる技術と覚えておいてください。

“iPhone 8” “iPhone X” でUSB-PDが採用されており、今後はUSB-PD機器が増えるとされています。

そして本題の『USB-IF認証』について説明します。

「USB Implementers Forum(インプリメンターズ・フォーラム)」を略してUSB-IFというらしいですが、USB技術の発展と採用を支援する団体とのことです。

USB-IF準拠プログラムの試験を通過した製品は、USB-IFの認定ロゴをパッケージなどに表記することができます。

「MFi認証」と同じようなものだと思いますが、USB-IF認証を取得した製品はテストに合格していますよという証だと思います。

USB-IF認定の製品

USB-PDについて調べていると、「日本初のUSB-IF認証取得USB PD対応ACアダプタ」という記事を見つけました。

前項でも書きましたが、Apple製品に関してはMFi認証というのがあり、USB-PDにはUSB-IF認証があるというのがこの記事です。

今後はUSB-PD規格に関連する製品が出回ることになるので、USB-IF認証を取得していれば安心という一つの目安になると思います。

Amazonなどで販売されているType-Cコネクタケーブルにも、「USB-IF認定」という文言を入れているところがありますね。

おそらくですが、「この製品は安全ですよ」みたいなのをアピールしているんだと思います。

USB-PD規格は今まで以上に「発火」や「爆発」を起こす可能性があるので、USB-IF認証を取得しているかどうかを確認しておくのも重要です。

USB-PDについてはこれからも情報があがってくると思うので、わかり次第どんどん記事にしていきたいと思います。