メールアドレスは4種類ある

  • xxx@yahoo.co.jp
  • xxx@gmail.com
  • xxx@outlook.com
  • xxx@mail.goo.ne.jp
  • xxx@ezweb.ne.jp
  • xxx@docomo.ne.jp
  • xxx@softbank.ne.jp
  • xxx@ymobile.ne.jp
  • xxx@yahoo.ne.jp
  • xxx@ybb.ne.jp
  • xxx@-.plala.or.jp
  • xxx@nifty.com
  • xxx@-.ocn.ne.jp
  • xxx@-.so-net.ne.jp
  • xxx@-.biglobe.ne.jp

とりあえずパッと探し出せたメールアドレスを並べてみましたが、なぜ3つにわけているのかおわかりでしょうか?簡単に説明しておくと、上から順にフリーメール、キャリアメール、プロバイダーメールとなります。

わけあって載せていませんが、この3つとは別に独自ドメインメールというのがあります。この独自ドメインメールを含めると、メールアドレスは大きく4つのカテゴリにわけられます。

今回の記事はジーメール・ヤフーメール・キャリアメール・プロバイダーメールの違いについて説明するので、独自ドメインメールはとりあえず気にしなくて大丈夫です。

それでは、順に説明して参ります。

フリーメール

一般的に知れ渡っている「ジーメール」や「ヤフーメール」ですが、カテゴリとしてはフリーメールもしくはWEBメールに属します。その名の通り無料でメールアドレスを取得でき、WEB(ブラウザ)でメールを閲覧することができます。

「ジーメール」とカタカナ表記しましたが、正式には「Gmail」でGoogleが提供しているメールサービスのことです。ヤフーメールも同様に、正式には「Yahoo!メール」でYahoo! が提供しているメールサービスになります。

無料で使えるメールアドレスなのは有難いですが、あくまでも無料で提供されているサービスということを忘れてはいけません。突然メールデータが削除されたとか、アカウントが乗っ取られたというデメリットも大きいです。

俗に「捨てアド」とも呼ばれていますが、いつでも捨てられるようなメールアドレスという意味でフリーメールを取得している人も多いです。むしろその感覚が大事で、ビジネスシーンでは使わないことをおすすめします。

キャリアメール

ガラケーやスマホでお馴染みですが、携帯で使われているメールアドレスがキャリアメールになります。厳密に言うと、ドコモ・au・ソフトバンクと一部の格安スマホを扱う会社が提供するメールサービスになります。

フリーメールと違ってキャリアメールは有料なので、セキュリティや信頼性が高いメールアドレスになります。最近では迷惑メール対策が過度になっているため、確実にメールを送るならキャリアメールが一番でしょう。

格安スマホを購入する際には注意してほしいのですが、契約したら必ずキャリアメールを取得できるわけではありません。キャリアメールを取得できるのは、ドコモ・au・ソフトバンクと一部の格安スマホを扱う会社に限られています。

格安スマホの契約をお考えの人は、キャリアメールについても確認しておいてください。

プロバイダーメール

一般的に広く使われているメールアドレスがプロバイダーメールで、ご家庭や会社などのパソコン用メールとして使われています。インターネット回線を契約したら使えるイメージですが、厳密に言うとプロバイダーから提供されているメールサービスになります。

キャリアメールと同様に有料のメールサービスなので、セキュリティや信頼性が高いメールアドレスになります。会員登録などではフリーメールが使えないこともあるため、そういった場合にはこのメールアドレスを使うことになります。

フリーメールで「捨てアド」の説明をしましたが、プロバイダーメールは逆で長く使うことになります。少しでも不安を感じるようでしたら、なるべくそういったことには使わないようにしましょう。

あまり思いつきませんでしたが、通販サイトとかネットバンキングなどで使うかと思います。重要性が強調できていないかもしれませんが、プロバイダーメールを使うのはなるべく慎重におこなってください。

メールサービスとメールアドレス

ここから補足になりますが、記事中で “メールサービス” と “メールアドレス” をわけてしまったので説明をします。ニュアンスでもわかると思いますが、念のためで補足させていただきます。

私達はメールアドレスを取得することで、メールを送ったり受け取ったりすることができます。メール(郵便)+アドレス(住所)でもわかるように、メールアドレスは相手が誰なのかを識別するために必要なものです。

日常的にメールのやり取りはやっていますが、目に見えないところでメールサーバーというものを中継しています。このメールサーバーを運営管理しているのが、フリーメール・キャリアメール・プロバイダーメールの会社になります。

私達がメールを使うためには、こういった会社からメールサーバーを利用する許可を得なければなりません。つまり、メールサーバーを利用する許可を得ない限り、メールアドレスは取得できないということになります。

ニュアンス的な問題かもしれませんが、メールサーバーもしくはメールシステムを利用する許可を得ることを “メールサービス” と表現しました。わざわざ分ける必要もなかったかもしれませんが、イメージとして知ってても損はありません。