ノートパソコンの動きが遅くなったのでHDD→SSD交換を自分でやってみた

ハードディスクをＳＳＤに交換すると動きが早くなる！

一昔前まではハードディスク（以下、ＨＤＤと記載）が主流で、当たり前のようにＨＤＤ搭載のパソコンを購入されていたと思います。

今現在でも、ＨＤＤ搭載のパソコンを使っている人も多いのではないでしょうか。おそらくですが、パソコンの動きがとても遅くなっていませんか？

パソコンが立ち上がるのに数分かかり、ワードやエクセルがなかなか開かなくてストレスを感じる。メールをチェックするだけでも時間がかかるので、パソコンすら使うことがなくなった。そんな人も多いのではないでしょうか．．．

もし仕事にも支障をきたすともなれば、これは問題を解決しなければなりません。その対策としてＳＳＤへの交換をオススメします。

詳しい説明は省きますが、ＨＤＤからＳＳＤに交換すればパソコンの動きは高速化します。パソコンの起動が数分かかっていたものが、数十秒で起動するくらい早くなります。

このＨＤＤからＳＳＤへ交換することを「ＳＳＤ換装」と言いますが、一般的には家電量販店などでＳＳＤ換装を依頼することが多いです。

先ほどヤ●ダ電機のＳＳＤ換装の料金を調べたのですが、会員３１,４６０円(税込)、一般３９,０５０円(税込)でした。この料金にＳＳＤ本体は含まれていませんので、これ以上の費用がかかることになります。
（家電量販店のＳＳＤ本体は、５,０００円～１５,０００円くらいだと思います。）

一般価格でも５万円以下なので、新品のパソコンを買うよりは安くで済みます。とは言っても、もう少し安くで済ませたいという人もいると思います。

そこで今回紹介したいのが、自分でＳＳＤ換装できてしまう商品です！

「ロジテック２.５インチ内蔵ＳＳＤ換装キット」という商品で、容量によって値段が変わりますが、最大２ＴＢでも２６,６１９円(税込)です。自分自身で交換するという手間は発生しますが、家電量販店などに比べると半額くらいでＳＳＤ換装ができます。

（※２.５インチサイズでは、ノートパソコンは一部を除き使えますが、デスクトップは３.５インチ変換マウンタが必要になる場合もあります）

使い方も簡単で、専用ソフトをインストールして付属の説明書通りに操作するだけです。ＨＤＤのデータを全てＳＳＤにコピーしますので、ＯＳを再インストールする必要もありません。

実際に私自身も、ＮＥＣノートパソコンを２台、富士通ノートパソコンを１台、ＤＥＬＬノートパソコンを１台、計４台をＳＳＤ換装しています。

念のため正直に言っておきますが、なぜかＤＥＬＬノートパソコンだけが数ヶ月後に不具合が発生しています。使えないレベルではありませんが、Windowsアップデートの度にエラーが出ます。ＳＳＤ換装が原因かはわかりませんが、タイミング的にはＳＳＤ交換後にそうなりました。

そんなリスクもあるかもしれませんが、ＳＳＤ交換は自分でもできることを覚えておいてください。少なくとも、自分でＳＳＤ換装すれば費用はかなり抑えられます。

私自身も「ロジテック２.５インチ内蔵ＳＳＤ換装キット」でＳＳＤ換装をしましたが、いくつか注意点がありますので報告しておきます。

自分でＳＳＤ換装するので費用は抑えられますが、最悪の場合は失敗する可能性もあります。家電量販店などとは違い、全ては自己責任になりますのでご注意ください。

ＨＤＤデータをＳＳＤにコピーする手順は、同梱の説明書通りに進めてください。ここまでは時間をかければ大丈夫だと思うのですが、ＨＤＤからＳＳＤに交換する作業は注意が必要です。

事前にＹｏｕｔｕｂｅやサイトなどで、ノートパソコンの裏蓋の外し方などは調べておいた方が良いでしょう。型番などで検索すれば出てくると思いますが、出てこなければ同じメーカーで似たような形を探してみてください。

デスクトップパソコンは３.５インチが主流なので、３.５インチ変換マウンタを別途購入する必要があります。ノートパソコンは２.５インチのはずなので、同梱のスペーサーで厚さ調整してください。

私自身は一回もやっていませんが、大事なデータはＵＳＢなどにパックアップした方が良いかもしれません。同様に、取り外したＨＤＤも暫くはデータを残しておくことをオススメします。最悪の場合には、ＵＳＢもしくは取り外したＨＤＤからデータを取り出すことができます。

以上が私なりに思い付いた注意点ですが、成功率７５％なので他にもリスクがあるかもしれません。極力リスクを減らしたいのであれば、家電量販店などに依頼することをオススメします。