iPhoneバッテリー容量

新型iPhone 11シリーズですが、2019年9月20日に日本での販売を開始しました。追加機能についてはあちこちのサイトに上がっていると思いますので、私はバッテリー容量についてピックアップしたいと思います。

iPhoneのバッテリー容量がわかれば、モバイルバッテリーの容量もどのくらい必要なのかがわかります。モバイルバッテリーを購入する時の参考にもなりますので、是非ともチェックしてみてください。

先ずは、iPhoneのバッテリー容量の一覧を表にしてみました。次の項目では、10000mAhで何回フル充電できるのかを説明しています。

iPhone11 Pro Max 3969mAh
iPhone11 Pro 3046mAh
iPhone11 3110mAh
iPhone XS Max 3174mAh
iPhone XS 2658mAh
iPhone XR 2942mAh
iPhone X 2716mAh
iPhone 8 Plus 2691mAh
iPhone 8 1821mAh
iPhone 7 Plus 2900mAh
iPhone 7 1960mAh
iPhone SE 1624mAh
iPhone 6s Plus 2750mAh
iPhone 6s 1715mAh
iPhone 6 Plus 2915mAh
iPhone 6 1810mAh
iPhone 5s 1560mAh
iPhone 5c 1510mAh
iPhone 5 1440mAh
iPhone 4s 1420mAh
iPhone 4 1420mAh
iPhone 3GS 1219mAh
iPhone 3G 1150mAh
iPhone 1400mAh

モバイルバッテリー10000mAhで何回フル充電できるの?

過去記事が埋もれてしまっているので、もう一度説明させていただきます。

これは間違い

iPhone11 Pro Maxのバッテリー容量は3969mAhです。
10000mAhのモバイルバッテリーで充電すると、単純に割り算すれば良いのでこのようになります。

計算:10000mAh÷3969mAh=2.5…

つまり、フル充電2回と3回目で50%まで充電します。

小学生レベルの割り算のはずなんですが、実際にはこのような結果にはなりません。明確な数値は出せませんが、おそらくフル充電を2回できるかも怪しいです。

正解はこちら

10000mAhのモバイルバッテリーは、変換ロスによって実質7割くらいの容量しか充電できません。
まずはこの7割を計算する必要があり、その後でiPhone11 Pro Maxのバッテリー容量で割るということになります。

計算1:10000mAhの7割=7000mAh
計算2:7000mAh÷3969mAh=1.76

つまり、フル充電が1回で2回目は70%~80%まで充電される予想されます。

なぞなぞというわけではなく、これはバッテリー機器全般で起こる “変換ロス” という現象によるものです。

モバイルバッテリーからスマホに充電するときは、この変換ロスによって2~3割ほど電気が失われています。仮に10000mAhのモバイルバッテリーであれば、実質的には7~8割程度の容量しか出力することができないのです。

(※ちなみにですが、変換ロスはモバイルバッテリーの品質によっても左右されます。安価であれば4割ロスというのもあり得ますので注意してください。)

妥当な価格帯のモバイルバッテリーであれば、7割程度の容量を見越しておけばフル充電できる回数が計算できると思います。わかりやすくiPhone11とiPhone11 Proは約3000mAhなので、10000mAhのモバイルバッテリー(実質7000mAh程度)でも2回はフル充電できると推測できます。

10000mAhのモバイルバッテリーを基準にすれば、以下のように判断することができます。是非とも覚えておいてください。

表記 実質容量
20000mAh 14000mAh程度
10000mAh 7000mAh程度
5000mAh 3500mAh程度