iPhone Xの高速充電で使うケーブルについて記事を書きます。
念のために言っておきますが、iPhone 8やiPhone Xは急速充電を超えた高速充電をすることができます。
高速充電するためには、別売りの専用ACアダプターと専用ケーブルが必要になります…
Type-C to Lightningケーブル
詳細については次の項目で書きますので、まずは本題から入ります。
11月3日発売のiPhone Xと、既に発売されているiPhone 8は高速充電に対応しています。
高速充電するために必要なType-C to Lightningケーブルですが、Apple公式サイトが周知しているようにMFI製品がありません。
MFIとは「Made for iPhone」の略で、「Apple製品に使えますよ」という許可みたいなものです。
つまり、iPhone XやiPhone 8で高速充電するためには、Apple純正のType-C to Lightningケーブルしか使えないということになります。
とは言っても、既に純正品では無いType-C to Lightningケーブルはこんなにも存在します。
【Amazon】Type-C to Lightningケーブル
非純正のType-C to Lightningケーブルはこんなにもありますが、iPhone 8で使ったというレビューが見当たりません。
壊れたりするのが怖いので、誰も実験しようとは思いませんよね(笑)
そこで同等の仕様でもあるMacBook Pro(61W)で使ったレビューを探してみまたところ、こちらの商品が良さそうな雰囲気があります。
新品価格 |
商品名にもiPhone XやiPhone 8対応と書いてあるので、とりあえずは使えると思います。
※購入したわけでもありませんしMFI製品じゃないので、不具合が発生する可能性は十分にあるので注意してください。
先程も言いましたが、Type-C to Lightningケーブルはかなり販売されています。
間違いなく粗悪品もありますので注意点を書いておきます。
- おそらくUSB-PDという規格で充電されるため、PD対応であることが必須
- 相性?みたいなものがあるので、高速充電されない場合は直ぐに交換してもらおう
- さすがに無いと思うけど、USB-PD用のACアダプターを持っていることが前提
iPhone XやiPhone 8の高速充電は、通常充電に比べて高い電圧と電流が流れます。
熱などによる発火の恐れが十分にありますので、純正品のACアダプターとケーブルを購入することをオススメします。
とは言っても、Apple純正品は高額なので非純正ケーブルを購入したくなるのも理解できます。
なので、あくまでも自己責任で!
iPhone XやiPhone 8の高速充電について
少し専門的な話をしますが、なるべくわかりやすく説明します。
スマホもしくはタブレットを充電するときは、ACアダプターとケーブルが必要になります。
スマホ購入時に、箱に同梱されているのはこんな感じですよね。
これは、一般的な充電速度(5V/1A)で充電されます。
※タブレットの場合は消費電力が多いため、5V/2AくらいのACアダプターが同梱される場合もあります。
普通は5V/1A以下なんですが、バラツキがあって5V/1.3Aとかで充電することもあります。
バラツキが大きすぎるので、最近のACアダプターやモバイルバッテリーなどは2.1A(MAX)とか 2.4A(MAX)を急速充電として謳っています。
通常充電でも急速充電でも電圧は5V前後で、電流値で通常と急速を線引きしているような感じです。
話題になっている高速充電では、電圧は5Vよりも高くなり電流も3Aくらいまで上がります。
簡単な表にするとこんな感じ。
注目してほしいのは電力の部分で、高速充電は通常充電に比べて3倍以上になっています。
ネット上でiPhone 8を実測している画像がありましたが、9V/2Aくらいになっていたので18Wくらいにしています。
もしかするともっと高いかもしれませんが、数値的にはそのくらい早いというのがわかります。
Apple公式サイトによれば、30分の高速充電で半分くらいまで回復されるそうです。
朝起きて iPhone の充電が無かったとしても、出掛けるまでにはどうにかなりそうな気がしますね(笑)