デッキシューズがおすすめ
どんなにカッコイイ服装をしていても、目線を下げると違和感を覚えたことはありませんか?「おしゃれは足元から」なんて言葉がありますが、本当にその通りだと思ってしまいます。
40半ばを超えた私も、ブランドスニーカーはなるべく控えるようになりました。ビジネスシーンでは革靴ですが、プライベートでは「デッキシューズ」を履くことが多いです。
時代によるファッション傾向がそうなっているのですが、中年(おじさん)は大人っぽさと清潔感が大事だと言われています。私見ですが、これを無難にこなす靴がデッキシューズだと思っています。
ブランドスニーカーに比べると、デッキシューズの方が大人っぽさがあります。しかも、フェイクレザー(合皮)とキャンバス素材がありますので、大抵のコーデに合わせることができます。
ネットでおじさんコーデを検索すると、モデルの多くがデッキシューズを履いていると思います。世間の認知的にも、デッキシューズが無難だということがわかります。
これまた私見ですが、キャンバス素材よりもフェイクレザー(合皮)のデッキシューズがおすすめです。靴磨きするのもラクですし、メンテナンスすれば長く履けるからです。
おじさんもファッションに気をつかう時代なので、1、2足くらいは用意しておきましょう。
デッキシューズはデッキシューズではない
本来のデッキシューズは、船の甲板(デッキ)で履くシューズのことを指します。水に濡れることを想定していますので、素足で履くのが当たり前とされています。
デッキシューズの特徴は、防水性の高い素材とアウトソール(靴底)が滑り止めになっている点です。デザイン的な特徴については、コレといったものが見当たりません。
実はこれが重要で、皆さんが認識しているデザインをデッキシューズとして分類しています。メーカーがデッキシューズとして紹介すれば、それがデッキシューズとして認識されてしまうのです。
※ どちらもREGAL(リーガル)のデッキシューズです
一般的なデッキシューズは、革靴(ビジネスシューズ)を意識したようなデザインです。上記画像でイメージを掴めるかと思いますが、デッキシューズはこのようなものだと思ってください。
意外にも万能なデッキシューズ
若い世代で、ショート丈パンツにデッキシューズというコーデが認められるようになりました。もはや、夏コーデの定番の1つとなっています。
だからといって、デッキシューズが若者向けや夏限定というわけではありません。実は万能で、おじさん定番のカジュアルパンツにとても合います。
注意する点として、やはりおじさんらしいカラーは意識してください。黒、ネイビー、ベージュなどの落ち着いた色合いが無難です。
それさえ気を付けていれば、デッキシューズで外れとはならないでしょう。ジーパンでも大丈夫?という不安もあるでしょうが、デニムボトムスでも似合いますよ。
デッキシューズに靴下は必要?
デッキシューズ愛好家の間でも賛否両論あるのですが、靴下を履く?履かない?という課題があります。というのも、本来のデッキシューズは素足で履くという説があるからです。
モデル画像の多くも、ほとんどが素足のように見えます。とかいって、おじさんが素足で履くのは「臭い・汚い」というイメージを与えかねません。
これを解決する方法があって、素足のように見える靴下というものがあります。くるぶしよりも短い靴下で、パッと見は素足のように見えます。
ですが、先ほども書いたようにデッキシューズの分類はそもそも曖昧です。靴下を履いてもおかしくないデザインも多数ありますので、そのあたりを意識して選んでみてはいかがでしょうか。