これだけパソコンが普及しているのに、「CPUは何ですか?」という質問に対して「Windows10です」と答える人がまだまだいるようです。
このブログを見ている人の中にも、「えっ、何か間違っているの?」と思っている人はいらっしゃるはず...
難しい話は抜きにして、「CPUとは何なのか」について簡単に説明します。
CPUとは頭脳の役割をするパーツ
覚える必要はありませんが、CPUの正式名称は「Central Processing Unit」で、日本語では中央演算処理装置と呼ばれています。
CPU自体はパソコン内部に組み込まれている部品の一つで、人間でいうならば脳ミソの役割を果たしています。
対してWindowsXP,Windows7,Windows8,Windows10などは全てプログラムなので、CPUではなく『OS(オペレーティング・システム)』の種類になります。
パソコン用語として、部品のことを「ハード」、プログラムのことを「ソフト」と呼んでいます。なのでCPUは「ハード」、Windows●は「ソフト」ということになります。
余談ですが、CPUの製造技法が「マイクロプロセッサ」と呼ばれているため、同義語扱いになっています。
CPUの種類
一般的に知られているCPUの種類について説明します。とりあえず、この2つの製造メーカーを知っておけば最低限の知識としてはクリアーです。
- インテル
- AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)
この2つは設計・製造メーカーのことで、インテル社製品,AMD社製品というブランド名だと思ってください。
そしてこれからが、パソコン基礎レベルの「CPUの種類」になります。赤文字くらいを知っておけば、ちょっとは話が出来ます。
インテル製
- Core i7
- Core i5
- Core i3
- Core 2 Quad
- Core 2 Duo
- Pentium
- Celeron
- Atom
AMD製
- FX
- Fusion
- Turion II Neo
- Athlon Neo
- Phenom
- Athlon II
- Phenom II
- Turion
- Sempron
CPUの確認の仕方
基本的なCPUの確認方法を教えます。BIOS設定でも確認できますが、パソコン初心者はあまりしないので省きます。
パソコン本体にこんなシールが貼ってあれば、インテル製のCOREi7だとわかります。
このシールが貼ってない場合は、以下の手順で確認ができます。
- マイコンピューターを右クリック
- プロパティを左クリック
- システムウィンドウのプロセッサを参照