プレジャーセラムジェルローションの保湿が凄い
マイコクチュールというスキンケアブランドについて記事にしようと思いますが、なかなかの高級化粧品だということを先にお伝えしておきます。私自身もお裾分け分しか試していませんし、使用者からの受け売りをお伝えするような形になります。
公式サイトからは20%オフで購入できますが、それでも化粧水、乳液、クリームの3本セットが29,600円もします。プチプラ世帯からすれば敬遠されるレベルですが、とりあえず私の口コミだけでも参考になさってください。
マイコクチュールは “サクラン” という保湿成分を配合しているのが特徴で、「世界一の保湿力」というキャッチコピーが目をひきます。ものすごい成分を配合しているように思えますが、これがなかなか凄い成分だったりします。
これはサイトにも記載してあるのですが、“他の保水成分との比較実験では、ヒアルロン酸の約6倍の保水力、コラーゲンの約90倍の保水力を示しました。” という解説があります。そもそもヒアルロン酸の保水力が凄いのに、それの6倍とかどんだけ凄いかという話です。
そんなサクランの凄さがわかったところで、マイコクチュールを使ってみた感想を述べたいと思います。
プレジャーセラムジェルローションは、見た目通りに水っぽいのですが伸びてくれます。しっとりとした感触という口コミがありますが、私はペタペタした肌触りだと感じました。ベトつくほどではありませんが、少し気になる程度の感触です。
プレジャーナイトモイスチャーリッチクリームは、そのまんまでクリームらしいベトベト感でした。クリームにもサクラン成分が配合されていますので、脂分が少ない年齢になりましたら使ったほうが良いでしょう。
乳液は未購入のためお試しもできませんでしたが、おそらくローションよりもとろみがあるのかなと思います。成分的にはローションと同じなので、たぶんそんな感じかなと推測しています。
お試しで購入できるような価格ではありませんが、サクランの保水力が気になる人はこちらからどうぞ。
成分について
いつものように、それなりに成分についても調べてみました。念のために言っておきますが、成分表示にはサクランという表記はありません。サクランに該当するのは、 “スイゼンジノリ多糖体” という成分になります。
化粧水と乳液とクリームの全成分は以下の通りです。
水、ダマスクバラ花水、プロパンジオール、乳酸桿菌/ワサビ根発酵エキス、レウコノストック/ダイコン根発酵液、スイゼンジノリ多糖体、グリチルリチン酸2K、クエン酸、クエン酸Na、3-O-エチルアスコルビン酸、アンマロク果実エキス、マグワ根皮エキス、カンゾウ根エキス、BG、ローズマリー葉エキス
水、ダマスクバラ花水、プロパンジオール、乳酸桿菌/ワサビ根発酵エキス、レウコノストック/ダイコン根発酵液、スイゼンジノリ多糖体、グリチルリチン酸2K、クエン酸、クエン酸Na、3-O-エチルアスコルビン酸、アンマロク果実エキス、マグワ根皮エキス、カンゾウ根エキス、BG、ローズマリー葉エキス
水、コメヌカ油、プロパンジオール、グリセリン、ステアリン酸グリセリル(SE)、 ホホバ種子油、ステアリン酸グリセリル、ステアリルアルコール、オリーブ油脂肪酸セテアリル、スイゼンジノリ多糖体、ステアロイルグルタミン酸Na、レブリン酸Na、アニス酸―Na、キサンタンガム、アンマロク果実エキス、フランスカイガンショウ樹皮エキス、マグワ根皮エキス、カンゾウ根エキス、α-グルカン、グルコシセラミド、カプリン酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-2,ラウリン酸ポリグリセリル-10、オリーブ油脂肪酸ソルビタン、ヒマワリ種子油不けん化物、アボカド油、トコフェロール、カニナバラ果実油、シア脂、サンダルウッド(オーガニック)、ゼラニウム(オーガニック)、ローズマリー(オーガニック)、BG、ローズマリー葉エキス、ヒキオコシ葉/茎エキス
まずはローションとモイスチャークリームですが、全成分が同じというのが不思議です。乳液の現物で確かめていないのでわかりませんが、サイト表記だと成分は同じということになっています。価格的にも乳液が安いというのもあれですし、機会があれば問い合わせしてみようと思います。
とりあえず全成分が同じという前提で話を進めますが、ごちゃごちゃ入っていなくてシンプルな作りではないでしょうか。
2番目にあるダマスクバラ花水ですが、これ自体が化粧水として優秀だと噂されています。皆さんもご存知だと思いますが、抗炎症として有名なグリチルリチン酸2kも配合されています。“3-O-エチルアスコルビン酸” というのはビタミンC誘導体で、化粧品の範疇でどんな目的なのかは調べられませんでした。
次にクリームですが、がっつりと成分の種類が増えてように感じますね。とはいっても、エモリエント剤と乳化剤が加わったのでそう見えてるだけです。
クリームなのでエモリエント剤が多く、注目を浴びだしたコメヌカ油がメインで配合されています。ホホバ種子油やシア脂(シアバター)といった有名どころや、ちょっと聞いたことがないような脂肪酸があります。
パッと見でステアリン酸グリセリル(SE)が気になりましたが、最近ではそんなに危険なものという認識ではないようです。商品化する基準が厳しくなっているので、そういったことも考えられていると思います。
クリームにもスイゼンジノリ多糖体が配合されているので、ローションや乳液とのライン使いとして保湿効果がアップするのではないでしょうか。もし皮脂分泌が少ないと感じようでしたら、クリームをプラスしてみてください。
以上、成分で評価してみました。やはりサクランという保水力に注目すべき商品なので、高級化粧品を使うくらいの気持ちで購入なさってください。