洗顔のやり方

男性の私がこんなことを書くのも気が引けるのですが、洗顔のやり方について記事にしたいと思います。女性だけでなく男性も同じように、洗顔は重要なスキンケアです。もしお時間をいただけるなら、是非とも読み進めてほしいと思います。

そもそもこうしてブログの記事にしようと思ったのは、インスタグラムにアップされた洗顔写真に驚愕したからです。商品ラベルには使用方法も記載しているのに、どうやったらそんな使い方になるのと思えるほど驚きました。(インスタグラマーさんは、美容関係に詳しい人ばかりだと思ってました…)

ここで書くのも全てが正しいわけではありませんが、とりあえずメーカー側の説明として参考になさってください。

洗顔方法については、美容家によってそれぞれ意見が分かれることも多々あります。予洗い、水温、洗う部分や順番、すすぎの仕方などなど、細かいことを言ってくる人もいることでしょう。それはそれで本当に重要なのですが、実生活においては時間的な余裕が無い人が多いはず。主婦はもちろんですが男性だって仕事でヘトヘトなので、最低限これはというものをあげてみました。

ということで、洗顔方法について5つの要点にしぼってみました。それぞれの詳細を知りたい人は、どんどん読み進めてください。

  • とにかく水(ぬるま湯)で顔を濡らしておくのが前提
  • 片手いっぱいの泡を作る
  • 泡を押さえ過ぎないように洗う
  • 目の周りや口の周りは最後に泡を乗せるくらいの気持ち(笑)
  • すすぐときは水の勢いだけくらいの気持ち(笑)
  • 顔を濡らす

    基本的なことなので説明する必要もありませんが、特別な場合を除いて顔を水で濡らすことが大事です。これにはもちろん予洗いの意味もありますし、クレンジングから洗顔という流れでも必要なことです。

    何よりも洗顔料の仕組みを考えれば、顔を水で濡らしておくのは前提と言えます。

    泡の量が少な過ぎる

    どこのサイトでも「ゴシゴシ洗わない」とか「泡で洗う」と書いていますし、私もそれが基本だと思っています。ただしそうするためには、やっぱり大事なのは “泡” だと思うんですよね。インスタの写真見てて思うのですが、皆さん “泡” が少な過ぎです。

    使用量が少ないと言っているわけではなく、そもそも泡立てが少ないんです。適量以下でもしっかり泡立てすれば、片手いっぱいくらいの泡は簡単に作れるんですよ。100均の泡立てネットを使えば、30秒くらいでしっかりとした泡が完成します。

    (※稀に直接塗るタイプの洗顔料もありますが、汚れが落ちないか超強力洗浄のどちらかです。一般的な洗顔フォームは、泡を立てて使います。)

    固形石鹸や洗顔フォームや泥泡洗顔によって泡質は違いますが、泡立てネットを使えば簡単に洗顔に適した量の泡ができます。水加減や泡を落とさないといったテクニックは必要ですが、2・3回すれば慣れてくるレベルです。

    もう一度言いますが、泡が少ないです!泡で洗うならそれ相応の泡が必要なので、画像のような泡を作る意気込みが必要です。泡立てネットでも作れますし、洗顔泡立て器というのも100均にありますよ。

    泡を押さえすぎない

    少しイメージしてほしいのですが、顔にのせた泡を手のひらで押さえるとどうなります?

    当然のことですが、手のひらと肌に挟まれるので外側にはみ出していきますよね。手のひらと肌が密着するころには、泡のほとんどが手の周りに押し出されます。

    押し出された泡は...落下するでしょうね...勿体ない!

    ゴシゴシと洗顔する人はまさしくコレなので、せっかく作った泡が無駄になってしまいます。泡を無駄にしないためにも、泡を手のひらで押さえすぎないようにする意識が必要です。これを意識すれば、必然とゴシゴシ洗いが無くなります。

    そもそもゴシゴシ擦るというのは、肌を傷付けてしまうのでNGなんです。“泡が勿体ない” というのは当てつけですが、実はゴシゴシ洗顔をしないための意識改革です。

    泡を押さえ過ぎないように意識して洗顔すれば、優しく洗顔するようになると思います。最初はもどかしく感じますが、そのくらいの洗顔が好ましいとされています。

    目の周りや口周りは最後

    これは美容関係の教科書に載っていることですが、口の周りや目の周りは皮膚が薄いらしいです。なので、洗顔するときに注意するポイントにもなっています。

    この部分をどのようにして洗うのかは色んな情報があるので、個人的には最後に泡をのせるくらいにしてます。女性の場合だとクレンジングした後に洗うわけですから、たぶんそのくらいで良いんじゃないかと思っています。

    そのくらい気を使う部分だと覚えておいてください。

    すすぎは水の勢い

    「洗顔のすすぎ残しはダメ!」とよく目にするのですが、石鹸素地は水に流れやすい特徴もあって、「どっちやねん」て思うことがあります。よっぽどのことでないと、洗い流すのはちゃんとやっていると思うんですよね。

    そんなことよりも、すすぎの時に手のひらで擦ってしまう方が気になります。意外と盲点だと思うのですが、すすぎの時に手のひらで肌を擦りつけていませんか?私なんか特にそうでしたが、すすぎの時は油断してしまうんですよね。

    極論を言ってしまえば、“水の勢いだけですすぐ” くらいが良いのではないかと思っています。私は風呂桶派なので、桶の水をそのまま顔にバシャーです。皆さんはゴージャスなので、シャワーをそのまま顔に向けてください。

    (シャワーの勢いが肌刺激になるということも聞いてはいますが、サッと洗い流すのが重要だと思うんですよ…)

    すすぎ終わった後に水気を拭いたくなると思いますが、なるべく1回だけ優しくやってください。私は両手を使って上から下にワシャーって拭ってましたけど、今考えるとあかんやつでした(笑)

    以上、洗顔のやり方を私なりに説明させていただきました。冒頭でも書いた通りこれが全て正しいわけではありませんので、商品ラベルに記載してある使用方法は必ず確認するようにしてください。