ライン使いについて
メンズスキンケアブランドに「ダンディハウス化粧品」というのがあります。ブランドキャラクターは、“キング・カズ”の愛称で親しまれている三浦知良さんが務めています。ダンディハウスという名称とカズさんのキャラクターから、おじ様向けのメンズスキンケアをイメージしますね。
ご存知の人も多いと思いますが、メンズエステのダンディハウスが発信している基礎化粧品です。クレンジングフォームとオールインワンジェルの2種類があります。ダンディハウスさんのライン使いは、2種類ということになります。
一般的なスキンケアは、洗顔料、化粧水、美容液、乳液(保湿クリーム)という流れになります。同メーカー(ブランド)の同シリーズで揃えることを、業界ではライン使いと言います。
男性は洗顔だけで済ますことが多いですが、可能であればライン使いすることをおすすめします。ダンディハウスさんはオールインワンジェルというものですが、化粧水・美容液・乳液をまとめたような基礎化粧品のことをそう呼びます。(※オールインワンジェルの詳細は後述)
洗顔はあくまでも汚れを落とすことが目的で、お肌に不足しがちな水分や美容成分を補うのはその後です。男女関係無く、洗顔後のスキンケアもとても大切なのです。
ダンディハウス化粧品の洗顔料は洗浄力高めで、脂汚れをごっそり落としたい人向けです。オールインワンジェルは手間がかからないので、使い続けられるメリットがあります。
脂でテカテカする人は、ちょっとご覧になってみてください。
クレンジングフォームについて
言い方が色々とありますが顔を洗う洗剤のことで、「洗顔料」の方が聞き慣れているかもしれませんね。男性にとっては「どれも同じ!」的な扱いにされますが、メンズスキンケアにおいては非常に重要なアイテムなんです。
ダンディハウス化粧品のクレンジングフォームは、メンズ肌に合わせて洗浄力高めになっています。男性と女性では脂分が違うため、男性は洗浄力の高い洗顔料というのが化粧品業界の謳い文句になっています。
ダンディハウスさんのはちょっと変わっていて、アプリコット核というピーリング剤の役割を果たす成分が入っています。ピーリングというのも聞きなれないと思いますが、簡単に言えばめちゃくちゃ角質を落とすものです。これがまた、びっくりするほどキュッキュッなります。まぁいくら男性肌とはいえピーリングは肌への負担が多いので、説明書きにもあるように週1,2回くらいにしておきましょう。
洗顔は泡で洗うのが基本ですが、ピーリング洗顔はキュッキュッ好きには癖になるかもしれません。「顔を洗った!」という実感を味わいたい人にはおすすめです。
オールインワンジェルについて
テレビCMなどで聞き慣れているかもしれませんが、化粧水、美容液、乳液をまとめたようなスキンケア商品のことを指します。商品名として使われることもありますが、あくまでも総称として用いられる業界用語です。メーカーによっては、オールインワンゲルと謳ったりします。
男性には馴染みのないところだと思いますので、ちょっとだけ学んでいただきましょう。
男性や女性に関係無く、素肌において大事なのは保湿力を高めることです。この保湿を担うものとして、化粧水・美容液・乳液といったものを使っているわけです。洗面台や化粧台に並んでいると思いますが、化粧水、美容液、乳液はそれぞれが個別になっているのが普通です。
順番的には、化粧水で水分を補い、美容液で美容成分を補い、乳液でフタ(水分キープ)をするというのがたぶん一般的です。それぞれを適量で適切に塗るのが大事なのですが、見ているとちょっと面倒そうですよね...
そんなニーズに答えてくれるのが、これら3つをまとめたオールインワンジェルという商品です。単体ほどの効力はありませんが、化粧水、美容液、乳液の効果をまんべんなく発揮してくれます。しかもこれ1つだけ塗れば良いので、面倒ゴトが減るというメリットがあります。
化粧水、美容液、乳液の3つをペタペタする必要がないので、メンズスキンケアではオールインワンジェルの方が人気があります。そもそも男性は洗顔料だけで終わる人が多いので、「オールインワンジェルぐらいなら塗っても良いか」的な感覚だと思います。
ダンディハウスさんのオールインワンジェルは、天然ヒト型セラミドというのが売りになっています。先ほど保湿力を高めることが大事と言いましたが、天然ヒト型セラミドは保湿効果の高い成分です。浸透力に優れているので、保湿成分が角層に広がります。なかなかのお値段ですが、それだけ保湿効果に期待が持てる成分や美容成分が含まれています。