スキンケア商品を作る側の人間ではなく、販売する側としての知識を書いてみようと思います。
私は男性ですが、職業的に色んなスキンケア商品を自分で試しています。
誤解の無い様に言っておきますが、私が試しているのはスキンケア商品だけです。
メイクアップ商品も少しは勉強しましたが、自分で試したことはありませんし趣味もありません(笑)
肌に合わない成分を知る
私自身が色んなスキンケア商品を試していますが、女性に比べて男性の肌はスキンケア化粧品で負けることがないので実験しやすいです。
よっぽどの粗悪品でない限り、どんなスキンケア商品でも必ず効果はあります。
というのも、保湿する効果・キメを整える効果・赤み改善・ニキビ改善など大凡その成分が決まっているからです。
それぞれのメーカーで違うのは、配合する成分とその割合だけです。
メーカーごとに何を改善・予防するかによって配合する成分が決められますので、もしかするとあなたの肌に合わない成分が入ることになるかもしれません。
例え同じメーカーでも、あなたの肌に合わない成分が乳液にだけ入っている可能性もあります。
スキンケア商品や化粧品も含めて、大事なのはどの成分があなたの肌に合わないのかを把握しておくことです。
パッチテストは重要と言いますが、本当にこれは大事だと思っています。
肌に合わない成分の見極め
「敏感肌」というのをよく聞きますが、私が知る限りでは肌に合わないことと敏感肌は違います。
肌が弱いというのは別として、敏感肌は体調・栄養不足・ストレスなどによって大きく影響されるものです。
特に女性の場合は月経によって敏感肌になることもありますので、肌に合わない成分の見極めが非常に難しいです。
以前は合わなかったのに、また使い始めたら凄く肌感が良くなったというのはコレです。
せっかく良い成分が入ってても、敏感肌によって間違ったイメージを持ってしまうことがあります。
自分の肌に合わない成分は、専門家に相談しつつしっかりと見極めてください。
目的に応じたスキンケアが大事
オールインワン化粧品が流行していますが、あくまでも時間短縮のために作られた商品です。
スキンケアの目的からすれば、オールインワンはその効果が薄いのは当たり前です。
保湿・キメ・艶・ニキビ改善などを一つにしようとすれば、成分濃度が高くなって肌に悪いものになってしまいます。
スキンケアにおいて大事なのは、先ずは自分の肌に足りないものや改善したいものを優先すること。
クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、クリーム、パックなども、あなたの肌の状態に合わせて必要なものを選ばなければなりません。
場合によってはピーリングジェルも必要になるかもしれませんし、スチームや超音波も使うことになるかもしれません。
有名ブランド化粧品だからといって正しいということもありませんし、プチプラ商品でも効果の高い商品はたくさんあります。
自分の肌年齢や肌の状態をしっかりと把握して、あなたの肌にとって必要な成分が入っている化粧品を選びましょう。
的確にこれが良いというものはありませんので、自分自身で見極めるための努力を惜しまないようにしましょう。
男性の私が言うのもあれですが、スキンケアだけでもとても奥が深いと感じます!