ボーカロイド

若者の間で絶大な人気を誇る「ボカロ曲」というのをご存知でしょうか?

なぜか“ラスボス”と呼ばれるようになった小林幸子さんが、紅白歌合戦で「千本桜」という曲を歌っていましたね。この「千本桜」という曲こそ、まさしくボカロ曲そのものです。

このボカロ曲を歌っているのが、ヤマハが開発した音声合成技術によって生まれた“ボーカロイド”です。ボーカロイドが歌っている曲を総称して、ボカロ曲と表現しています。

3D映像でテレビなどでもちょくちょく登場している“初音ミク”、彼女こそボーカロイドキャラクターそのものです。ボカロ,ボーカロイドを知らなくても、初音ミクが歌っている音声をイメージして頂ければ間違いありません。

初音ミク以外にも多数のボーカロイドのキャラクターがいて、それぞれが特徴をもった音声となっています。
初音ミク以外のボーカロイド

Youtubeなどにも動画がいっぱいあるので聴いてほしいのですが、このボーカロイドの声はロボットみたいな感じです。当然のように、パソコンで作られた機械音のようなものだと思っていました。

ところが、ボーカロイドの声には元となる人間の声があるようなのです!

ボカロの中の人

初音ミクの検索候補に、声優というキーワードがあったので興味本位でクリックしてみました。すると、初音ミクの声優は誰?みたいなサイトがありました。

ちなみに、ウィキペディアにも、「メロディーと歌詞を入力することでサンプリングされた人の声を元にした歌声を合成することができる。」と記載されています。

つまり、初音ミクの機会音声には、元の声となる人物が存在するというわけです。初音ミクの声優は誰なのかスゴク気になりますが、アニメ声優の“藤田 咲”さんであることは検索すると直ぐに出ました(笑)

(余談かもしれませんが、アニメ暗殺教室の律:自律思考固定砲台のCVが藤田咲さんだったので、ちょっと納得してしまいました。)

初音ミク以外のボーカロイドも同様に、元の声となる人物がいます。鏡音リン・レンの音声は、声優の下田 麻美さんが一人二役で担当しています。巡音ルカの音声は、声優の浅川悠さんが担当しています。GUMIの音声は、声優の中島愛さんが担当しています。

このように、それぞれのボカロキャラクターには「中の人」とも言える存在があります。声優さん以外にも、Gacktさん,氷川きよしさん,夢眠ねむさんといった歌手も音声提供(サンプリング)しています。

VOCALOID 超BEST -memories-