光コラボって何ですか?という人もいるかもしれませんが、もしかすると勧誘電話などで耳にしたことはあると思います。

以前、光コラボについて記事を書いたので、お時間があれば読んでみてください。ついでに、勧誘電話対策についても書いています(笑)

光コラボレーションとは?

転用で失敗する人が多い

半年くらい前から、光コラボ転用についての相談を受けることが多くなりました。

私自身がネット関連の仕事をしているとはいえ、インターネット回線の業者ではありません。はっきり言って、光コラボレーション事業者のずさんな対応が迷惑です。

相談内容の多くは、結果として「ちょっとしか安くならなかった」という愚痴みたいなものです。

これについては、下調べしなかったことや無学だった当人の責任だと思っています。はっきりと言うともめるので、もちろん遠回しに言いますけどね!

これに関しては、自己責任としか言いようがありません。

私自身は転用は一切考えておりませんが、その理由は明白です。相談を受けた内容を考慮すると、転用する必要性が無いのがわかります。

相談を受けた内容と解説を書きますので、転用を考えている人は参考にして下さい。

料金が安くならなかった

個人的な話ですが、ハヤブサの長期割引で現状がかなり安いです。プロバイダー料金を合わせても、間違いなく転用した方が料金は高くなります。

現状の支払いを把握していない人が多いので、転用後に支払いが増えたという人もいるようです。

光コラボレーション事業者は、あなたの現状の料金を把握しているわけではありません。あくまでもコールセンターがかけるのは、「安くなるかも?」の一方的な電話です。

「必ず安くなります」ではなくて、「お得になります」とか「割引になります」といった案内です。よく聞いてみると、確かにそんな感じです(汗)

インターネットを長年使っている人は、現状の料金をちゃんと確認して下さいね。

元々のプロバイダーが放置状態

光コラボの転用については実質的な工事がなく、書類で手続きが完了するため料金がかかりません。

電話口でもこんな風に説明されますが、意外な落とし穴があることに注意して下さい。光コラボの転用については、「回線だけ」を面倒見てくれます。

大事なことなのでもう一回言いますが、「回線だけ」を面倒見てくれます。

意味がわかりますか?

インターネットを接続するためには、回線とプロバイダーというのが必要でした。たぶん気付いていないと思いますが、実は別々に契約しています。

光コラボの誕生によって、回線とプロバイダーが一体化することになります。つまり、今まで2つだった契約が1つになったわけです。

先程も言いましたが、転用によって変更となったのは「回線だけ」です。つまり、元々使っていたプロバイダーは放置状態というわけです。

これを知らずに放置していると、使ってもいないプロバイダーに料金を払い続けることになります。なにこれ?と思って未払いにすると、料金滞納の督促状が届きます。

督促状が届いたと言う人が1人だけいました。実際に起こり得るので、注意しておいてください。

プロバイダーの違約金

プロバイダー契約には、スマホのような契約期間があったりします。

書類を確認する人なんてほどんどいませんので、「えっ、そんなのあるの?」と思うでしょう。自慢にもなりませんが、私も知りませんでした(笑)

基本的には、光コラボの転用によって元々のプロバイダーは契約解除となります。(※先程も言った通り、この手続きは自分自身で行う必要があります)

ということは、転用するタイミングが契約期間内だったら違約金を支払うことになります。

そんなことあるの?と思われそうですが、私が相談を受けた中にも2人ほどいらっしゃいました(汗)

いつになったら窓口に繋がるの

個人的に一番嫌だったのが、大手光コラボレーション事業者のサポート窓口に電話が繋がらないという問題です。

サポート窓口に誰もいないというわけでなく、順番待ちの時間が長すぎて繋がらないという意味です。SNSを見たらわかりますが、本当に大勢の人が繋がらないようです。

いつまで経ってもサポート窓口に繋がらないので、仕方なく私に電話をかけてくるという流れです。

その某社コールセンターで働いていたのは事実なんですが、光コラボとは無縁の仕事内容でしたからね。私に聞かれても答えられません(笑)

いつかは改善されると思いますが、しばらくはこういった状況が続くと思われます。

きちんと調べる

以上のように、私個人としては転用する必要性は全くありません。あくまでも、今現在の状況を見てのことです。

皆さんが同じとも限りませんので、時と場合によっては転用した方が料金が安くなることもあります。

ただし、電話を鵜呑みにするのではなく親族や知人に相談してみてください。ネット上にもメリットやデメリットがたくさんあります。

パソコンは使わないけどスマホを使う人は大勢いますので、wifiや無線ランでインターネット回線は必要になります。軽視しないように、ちゃんと調べるようにしてください。